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2018年 9月 24日 過去問とか文系理系の選び方とか
こんにちは、担任助手の山田です。
今日は久しぶりに朝の早い時間から校舎に来ました。大学が始まったらこれを平日は毎日続けなければならないと考えると恐ろしい・・・・。
本日はこないだの過去問の続きの話(まだ見てない人はこちら→https://www.toshin-shiki.com/%e9%81%8e%e5%8e%bb%e5%95%8f%e3%81%ae%e4%bd%bf%e3%81%84%e6%96%b9%e3%82%84%e6%b4%bb%e7%94%a8%e6%b3%95/)と、高校1年生がそろそろ悩み始める文系理系の選択についてお話ししようかなと思います。
さて、過去問の話は三周目についてですね。三周目はズバリ、
「最終確認」
です。
三周目を始める時期はおそらく超直前期(本番二週間前ぐらい)ぐらいです。
先日伝えたように一周目と二周目の演習が終わっていれば、この時期に過去問が全く解けないということはないでしょう。
となると三周目はやる必要がないのではないのか?と考える人もいるかもしれません。
しかし、三周目の役割は解ける解けないとかではなく、「最終確認」です。以下の二つの点が重要です。
①不合格要因のあら捜し
直前期は大幅な学力向上(≒合格要因の増加)を狙うより、ミス対策などの不合格要因の削り落としを行うことが重要です。もちろん学力向上も重要ですが、
合格のためには手段を問わない
という意志も重要なんじゃないかなぁと山田は思います。
②頭を第一志望に切り替える
これは特に国公立志望に当てはまることなのですが、一月二月はセンター対策、私大対策だったりとやることが豊富で意外と第一志望の過去問に手を付けられません。
そのためにもこの短期間で10年分の演習を実施することで、
大学受験の最終段階へのシフトチェンジが容易になります。
という風な感じで、三周やって初めて過去問が完璧になるというのは前回と今回のブログでご理解いただけたと思います。皆さんの受験生活の支えになれば幸いです。
さて、つぎは文系選択or理系選択の話ですね。
文系理系を決める前にまず自分の夢を決めることが先決です。
弁護士、政治家になりたいのであれば文系
研究者、エンジニアになりたいのであれば理系
といった感じです。
ただ、この夢を決めるっていうのが難しいんですよね。まだ夢がないっていう生徒も多いと思います。
何故夢が決めるのが難しいかというと、「現状の日本の教育では高校生の世界が拡げられていないことが原因である」と山田は考えています。
将来、皆さんが成し遂げることは受験勉強だけでは全く足りません。今現在、社会ではどのようことが起きているかなどの幅広い教養が必要です。
山田が東工大に通っていて痛感したことの一つとして、
すごい人は大学に入る前にすでに夢・志が確立している
ということが挙げられます。
本当にすっごい人だと高校時代から大学の講演を聴きに行っているという人もいます。
つまり受験勉強だけじゃ物足りないということです。
皆さんも文系理系決めなきゃ!と急がずに、まず自分の夢・志とはなんだろうかと向き合ってみて下さい。
ちなみに山田は夢・志がたくさんありすぎて一つに決められないよー!ってなったので、幅広い分野に応用が可能な「情報工学系」に進学を決めました笑