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2019年 8月 29日 過去問を解いた後は復習をしよう!
みなさんおはようございます。担任助手の大川です。
まだまだ暑いですが夏も終わりにさしかかっていますね。
もうすでに学校が始まっている方もたくさんいるとおもいますが、みなさん充実した夏休みを送れましたでしょうか?
早い人は夏休みから、遅くとも9月から自分の志望校の過去問に入ってもらいますが、今回はその復習方法についてお話をします。
当たり前の話をしますが、ただ過去問を解くだけ解いて、採点して「○○点だった」で終わりにしては得点は上がりませんよね。
過去問を通して点数を上げていくためには「復習」が重要となります。(当たり前ですね)
ここで大事なことは
「どこを正解できたか」
ではなく
「どこを間違えたか」
です。
間違えたということは必ず間違えてしまった原因があります。
そこをしっかり分析しましょう(書き出してみたりしてもいいです)
また、間違えた理由を「ケアレスミス」と言ってそこで終わりにしている人がいますが、
入試本番にケアレスミスなんてしたら洒落になりません(まじで)
ので、どうすればケアレスミスが減らせるかを考えてください。
それでは例として、実際に私が過去問を解いていた時の話をしたいと思います。
慶應義塾大学法学部の英語の過去問で、かつて何度か、小説を1000語程度に要約した長文問題が出題されたことがあります。
初めてこのタイプの問題に遭遇したとき、私はほとんどの問題を間違えてしまいました…((+_+))
なぜ解けなかったのかを分析した結果
小説から出題されているので登場人物が多い⇒あまりに多すぎて頭の中でごちゃごちゃになり全く別のストーリーを想像で作り上げてしまった
ということが分かりました。
ここで、それではどうすれば登場人物がごちゃごちゃにならないで済むかを考えたところ
「1人1人に記号つければいいのでは?」
と思い、登場人物に○、△、□などの記号を割り振り、その人物がでてくるたびにその記号で印をつけてみました。
すると、頭の中で登場人物の整理ができてほとんど満点を取ることができたのです!!
といったように、自分がどうして間違えたか、どうすれば正解できるのかを考えることは過去問の点数の向上につながります。
過去問を解くうえでの醍醐味は「過去問を解いているとき」ではなくそのあとの「間違えた問題を分析しているとき」だと思っています(ていうかそうです)
まぐれの正解はあっても、まぐれの間違いはありません。
間違えてしまったときには絶対に間違えてしまった理由がその間違いのなかに隠れています。
過去問を復習して、また次の過去問にいかせるようにしていきましょう!
またまた長文になってしまいました…それでは!