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2020年 2月 6日 受験生へ応援メッセージ~大川より~
こんにちは、担任助手の大川です。
いよいよ2月、受験生にとって本番の季節となりました。
私からもなにかメッセージを伝えようと思ったのですが、簡潔に応援を一言でまとめるのは難しいので、自分の体験談を通して応援をしようと思います。
それは2月16日、慶應義塾大学法学部の入試のときです。
本番という実感もあるようなないような中受けた入試、自分のなかでの出来はぼろぼろでした。
まず最初の英語の試験の傾向が変わり新しい大問が追加され、自分の中の手ごたえは最悪。
そのメンタルのまま次の日本史、確実に難化しており用語集にしか出てこないような問題ばかり(半分以上が難問だとのちに評されていた)とりあえず埋めたものの全くできたような実感はなし。
小論文も私が苦手な時事問題から引用しなければいけないような論題。
帰り道は何も考えられず、ただ「落ちたな」という気持ちでした。
次の日はめちゃくちゃ号泣しましたし、担任助手の人にも、親にも「絶対落ちました」と言い、
自分の中ではもう浪人をしようかどうかというところまできていました。
2月21日、発表日。
朝10時に発表でしたが、私は自分が受かっているわけないと思っていたので発表は見ないでいようと思っていました。
(今思えば不合格という事実を受け止めたくない、という意地でもあったような気がします)
しかし夜7時ごろ、どうしても結果が気になってパソコンをつけました。
心臓が張り裂けそうな緊張のなか、受験番号を打ち込むとそこには
『合格』
という二文字があったのでした。
私の受験生活を通して言いたいことは二つあります。
一つ目は、入試の手応えと結果は必ずしも一致しないということです。
自分の手応えだけで合否を決めつけないで、合格発表のその日まで自分の合格を信じていてください。
二つ目は、絶対に最後の入試が終わるその日まで、諦めないでください。
すべり止めの大学で不合格になってしまった、入試が全くできなかった、もう辛い、投げ出したい
そう思う気持ちは、去年私も受験生だったのでとてもわかります。
でも、諦めてしまえば絶対に合格は出来ないということだけは確かです。
合格した人たちはみな、自分の合格を最後まで信じて諦めずに来た人たちです。
きっと、今ここであきらめてしまえば一生そのうしろめたさはついて回るでしょう。
逆に最後まであきらめずにいれば、結果がどうであれ、一生「最後まであきらめずに頑張った」という事実は残ります。
今、あと一歩、粘って頑張っていきましょう。